ラルス・イヴァルソン
今や、パイプ作家の大御所的存在であるラルス・イヴァルソン。年間の平均作成本数は少なく、
2008年は50本程度。寡作な作家だ。フォルムの豪快さと、精度の高い作りこみを併せ持つ
パイプ作りにおいて、現在ラルスの右に出る作家はいない。このパイプもスケールの大きな
作品である。
ボウルはスムース仕上げ、シャンクはサンドブラスト。ボウルはラルスのパイプ独特の形状。
トップ前面にはラフを残し、手前のリムを広く取ってデザイン的なバランスを取っている。
そのリムも内側に向かって微妙にさがっている、この傾斜部分には、ラルスの指先の繊細さが
感じられる、ボウルとシャンクの間に、1mm程の立ち上がりがある。その印象は、素材である
ブライヤーの物語を見せられているようだ。地中海沿岸の荒々しい土地から掘り出される
ブライヤーの根塊から、木目をパイプの景色として表現したに違いない。
シャンクエンドの素材はデンマークに自生するボックスウッド(柘植)。一見、リング状に見えるが、吸い口を外すとシャンク側のフェイスに木目を見ることができる。アーミー風のシステムは
ニ段ダボ式。
吸い口はエボナイト無垢の削り出し。シェイプはサドル。ダボの精度とダボのフェイスの仕上げは完璧と言っていい。目に見えないところにまで手間のかかった仕事をしている。
ダボの煙道口はコニカルで、スムースな煙の流れが約束されている。
手に取り喫煙する道具として、究極のパイプの一つと言えるだろう。
写真と実物とでは、若干色や木目に差がでる場合がございます。
気になるお客さまは、ご来店にて直接お確かめください
今や、パイプ作家の大御所的存在であるラルス・イヴァルソン。年間の平均作成本数は少なく、
2008年は50本程度。寡作な作家だ。フォルムの豪快さと、精度の高い作りこみを併せ持つ
パイプ作りにおいて、現在ラルスの右に出る作家はいない。このパイプもスケールの大きな
作品である。
ボウルはスムース仕上げ、シャンクはサンドブラスト。ボウルはラルスのパイプ独特の形状。
トップ前面にはラフを残し、手前のリムを広く取ってデザイン的なバランスを取っている。
そのリムも内側に向かって微妙にさがっている、この傾斜部分には、ラルスの指先の繊細さが
感じられる、ボウルとシャンクの間に、1mm程の立ち上がりがある。その印象は、素材である
ブライヤーの物語を見せられているようだ。地中海沿岸の荒々しい土地から掘り出される
ブライヤーの根塊から、木目をパイプの景色として表現したに違いない。
シャンクエンドの素材はデンマークに自生するボックスウッド(柘植)。一見、リング状に見えるが、吸い口を外すとシャンク側のフェイスに木目を見ることができる。アーミー風のシステムは
ニ段ダボ式。
吸い口はエボナイト無垢の削り出し。シェイプはサドル。ダボの精度とダボのフェイスの仕上げは完璧と言っていい。目に見えないところにまで手間のかかった仕事をしている。
ダボの煙道口はコニカルで、スムースな煙の流れが約束されている。
手に取り喫煙する道具として、究極のパイプの一つと言えるだろう。
写真と実物とでは、若干色や木目に差がでる場合がございます。
気になるお客さまは、ご来店にて直接お確かめください
商品詳細
- シャンク部の刻印
- 4408(2008年作成44本目)
- 全長
- 148mm
- 高さ
- 38mm
- ボウルの内径
- (横)20mm・(縦)22mm
- ボウル外径
- (横)47mm・(縦)49mm
- ボウル深さ
- 32mm
- 重さ
- 50g
- フィルター
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